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◎9/26 : お節介といわれても・・・(法林)


この夏、息子と温泉へ行った。
行きの電車内でのこと、通路を挟んだ隣の席に年配のご夫婦、後ろの席には乳幼児を二人
連れた若い夫婦が座っていた。
出発してしばらくしたころ、後ろからお母さんのヒステリックな声が聞こえてきた。
どうやら、子供がお茶をこぼしたらしい。

「なにやってるのよ!! もう!! いっつもそうなんだから!! ・・・・・・」

もう、お母さん止まりません。 お父さんは無言でお手上げ。
なんだか、自分を見ているような気がした。そして、
『あ~あ、こうなったら、止まらないのよねぇ~、わかる、わかる~』と思った。
ふと、子供のことが気になり後ろの席を見ると、親に言い返せない男の子が
目に涙をためてふくれっつらをしていた。せっかくの旅なのに。
その姿が、息子の小さいときと重なって、私はたまらず声をかけた。

「ねえ、ボク、前の席に遊びに来ない?」

ずーっと文句が続いていたお母さんはちょっとびっくりした様子で顔をあげた。
男の子はちょっと戸惑っていたが、

「おいでよ、じゃんけんぽんしよう。」と言うと、
ニコニコして私の席に来た。年は2歳。
しばらく私のひざで遊んで、すっかり機嫌も直ったようだ。
その時隣のご婦人が言った。
「かわいいわねぇ、でも、貴女は保育士さんのような職業なの?
今どきめずらしいわよ、そうやって声かけるなんて」

すると、すかさず横から息子がひと言、「ただ、おせっかいなだけです!

私は思う。お節介でいいじゃない。
お節介を受け入れてくれたお母さんに感謝です!!
もっと気軽に世話を焼いたり焼かれたりする関係が築ければ、日々マスコミを
賑わすような悲しいニュースが減るように思えてならない。
少なくとも私のお節介は続くだろう・・・


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